■アンタゴニスト法の採卵数の平均


アンタゴニスト法では、月経周期の3日目から排卵を促す注射を開始します。月経から1週間経ったくらいから、経膣エコーで卵胞の大きさなど状態をしっかりとチェックして、タイミングをみて排卵を促す注射と平行して、アンタゴニスト注射を射ちはじめます。そして卵胞が充分に育ったら、排卵を誘発するHCG注射を射ち、採卵を行います。

このように、慎重に卵胞を育てて様子を見ながら採卵をするので、採卵できる卵子の数にも大変期待ができます。

自然周期法の場合は、平均して1個から2個、クロミフェン法(クロミッドなど)の場合は、5個前後を採卵することができますが、アンタゴニスト法の場合は、平均しておよそ10個ほど採卵することができます。10個はとても多い数字で、人によっては20個から40個の採卵に成功することもあるようです。たくさんの卵子が採卵できるのはアンタゴニスト法を採用する最大のメリットといえるでしょう。



しかし、たくさん採卵出来たということは、そのぶん卵巣が刺激されて頑張った証なので、場合によっては卵巣が腫れてしまうこともあります。そんな時は、注射などで腫れるのを抑えたりします。

■アンタゴニスト法のデメリット


アンタゴニスト法は、排卵を調整して卵胞をしっかりと成熟させるというメリットがありますが、当然デメリットもあります。

まず挙げられるのが、通院の手間と費用面です。月経周期1週間目以降から、卵胞の状態を慎重に確認して排卵させるタイミングを見極めるために、必然的に通院回数が多くなります。人によっては採卵まで毎日通院することがあります。卵胞の育ちが遅いと、更に通院回数は増えることでしょう。


このように、費用もたくさんかかるし、通院回数も多いので、よく家族と話し合って理解を得た上で、アンタゴニスト法選択することをおすすめします。

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